謙信洋行 山下町

東洋医薬新報
謙信洋行
輸出入商
山下町208番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書

染料及雑貨輸入商 謙信洋行「本店は漢堡にあり、社長はボール、エルラー君なり、厦門に於て建設せれしにより支那向の名稱を附せられたるなり、香港上海戸横濱に支店ありて神戸支店は最も勢力あり、横濱支店は純然たる輸入商にして、染料は最も力を盡す所、其他薬品雑貨、人造絹絲、鐵物、時計、牛酪等を主とす、商ひ振りは手堅き方にて次第に膨脹せるものとの評あり、染料薬品の主任には宇治宗三郎君、織物は須田高吉君擔任し、敏腕家の誉高し、」横浜成功名誉鑑

「謙信洋行の本店は獨逸漢堡克に在り、香港上海神戸横浜に支店を有して、頗る盛大に業務を営みつゝあるものなるが、横浜支店は明治三十四年二月開始し、目下最も盛に一切の輸入を営み、獨逸商館中亦一方の覇たるを夫はず、部門を薬種染料部、雑貨部の二に分ち、宇治宗三郎氏薬種染料部に主任たり」実業之横浜

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