シイベルヘグナー商会 山下町

シーベルヘグナー商会
スイス系貿易商社
山下町90番地
1865年にスイス人のシイベルとブレンワルドが設立したシイベル・ブレンワルド商会が起源で横浜でも最も古い商社の一つである 生糸取引を中心にガス供給プラントの設置、時計の輸入販売もしていた
横浜 手彩色写真絵葉書 図鑑

新九十番『新九』は明治以前に創立された、恐らく横濱商舘中一番古いだらうと思ふ、シーベル、ブエンオールド、シーベル、ウォルフの合名組織で二人共瑞西人である、初めの營業は鐵砲を奧洲南部等の諸大名へ賣り、傍ら日本の生絲を買集めて輸出したものであるが、鐵砲販賣では當時非常に儲け、其頃の大砲が今同舘倉庫の入口に紀念の為め据えられてある、英國人のォーター氏が支配人で此人は本年六十八歳の老躰で新九開業以來の支配人ださうで、日清、日露兩戰役の際は居留外商の先に立つて恤兵、献金等をした特志家である、現在の營業は輸入と輸出に分れ輸入部は又織物、鐵物、薬種(時計、珊瑚樹等も包む)と區別されて織物には依田彌助、鐵物に田中、薬種に松九眞佐彦氏の主任を置き、輸出中の生絲は吉田鈴之助、屑物は加納勇次郎氏が主任番頭である、富田利平、西宮大助、天田武助等は『新九』で大活動をした番頭であつたが、今は皆故人となつた支店は神戸、大阪の二箇所に在るが、要するに生絲商舘では一といひ二と下らぬ店である 實業之横浜

甲九十番 シーベル、ウオルフ商會「横濱商館中最古参との評ある甲九十番館はシーベルブエンオールド、シーベルウォルフの合名組織にして瑞西商人なり、明治初年各藩に使用せしスイツル銃は此商舘によりて輸入せられしものにて今も猶同商館倉庫の入口に紀念として當時の大砲の備付けらるるを見る、支配人はホール君にして其他有力なる社員に富む、現在の營業は織物鐵物硝子、肥料、薬種、時計、紙、珊瑚等を輸入し、生絲屑物等を輸出せり、日本人主管には山田孝太郎、依田彌助、松丸真佐彦、吉田鈴之助、加納勇次郎等の諸君分分擔して店務を處置され居れり、神戸大阪に支店を置き、生絲輸出に於ては第一流を以て目せらる、」横浜成功名誉鑑 


シーベルブレンワルド

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