横神 |
加藤八郎右衛門
食塩雑穀問屋
青木町120番地(483)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
醬油釀造兼米穀肥料商 加藤八郎右衛門「神奈川鶴八の名は遠近に聞ゆ、味噌醬油の醸造に兼ねるに米穀肥料の販賣を以てす、先代八郎右衛門氏は溫厚篤實郷黨の重ずる所となり、町村制實施以來推されて神奈川町會議員となり、頗る德望あり、廿九年神奈川銀行を發企して取締役頭取に擧げらる、卅四年橫濱商業會議所議員に選ばれ、三十八年物故せらる、當代八郎左衛門君能く其の箕裘を襲ぎ、遺業を繼承して家名を殞せず、隣保相傳へて讚賞する所、特に父祖以來常に博愛慈善に志し、貧困者其他の罹災者を救恤せし事數を知らず、君年齒猶壯、よく其の衣鉢を傳へ、加ふるに敢爲の性格を以てす、今後の活動や决して先人を羞しめざるものあるや必せり、」横濱成功名誉鑑
鶴屋 加藤八郎右衛門 古來よりの名家にして味噌釀造をも兼ね併て米穀鹽砂糖の仲買業者たり其衆望其資産其德行は吾人の呶々を須ひざるなり京浜名家総覧
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