present-day impressions of Japan |
熊澤商店
絹物雑貨商
常盤町2丁目19番地 南仲通4丁目61番地 山下町273番地(788)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
絹物及雑貨直輸出業 熊澤甚太郎「主として北方亞細亞各地に支店を置き、絹物雜貨の直輸出を爲して同業者中一特色を帶びる熊澤商店主熊澤甚太郎君は、明治六年尾張國に生る、幼少より横濱に来り某絹商店の厮養となり、明治廿六年に至り獨立して一商店を開けり、初め野毛又は住吉町に住ひしが、卅五年現所に輾じ大に業務を擴張し、神戸に支店を設置し直輸出を開始せり、今日に至りては浦鹽斯徳、ブラコウェチョンスク、サハレン、チタ、ハルビン等に支店を設け、満韓及西伯利亜地方に手腕を延ばして美術雑貨絹綿織物絹織物絹布加工品等を盛に輸出し居れりと云ふ、君が斯業に對する抱負遠大にして熱心なると、其商業振りの敏捷なるは同業者の等しく首肯する所なり、」横浜成功名誉鑑
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