實業之横濱 |
岡田羅紗店
羅紗
翁町1丁目10番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書
羅紗販賣商 岡田貞一「經費を出來得る限り節し、成るべく多額の商品販賣に心掛けて居る羅紗商岡田屋は、先代與助氏の有らゆる勞苦を甞めて其の基礎を作ったものである、先代は郷里千葉縣東葛飾郡に在つて農を業として居たが、明治十五年橫濱に來り、羅紗の販賣に從事したので漸く信用を得、飛躍の緒を拓いた際不幸にも廿五年三十七歳の壯齡を以て逝かれた、爾後未亡人の手に家政の煩と店務の忙とを處理せらるゝ事十年、當主貞一君の長ずるに及んで三十五年家督を任し、今は着々として發展の途に就いて居る、當主は明治十二年の出生で、年少氣前途の造詣測るべからざるものがある、」横濱成功名誉鑑
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