横浜裁縫女学校 戸部町

横浜裁縫女学校か
戸部町1丁目7番地
明治36年(1906)設立
明治の横浜手彩色写真絵葉書

私立横濱裁縫女學校長 和田エイ子女史「裁縫は女子隨一の手藝なり、文運日に進み科學月に勃興するも本邦固有の技藝は却て退步の嫌あるを歎げき、率先して私立學校を設け、孜々として育英の任に當れる和田エイ子女史は、横須賀市の裁縫家に人となり、裁斷縫合の才は天禀に出づ、長じて新式の裁縫書を耽讀し殊に東京の大家渡邊女史に私淑して大に得る處あり、卅六年志を決して門戸を張り牌を掲ぐ、来りて教を乞ふもの忽ちにして百人の多に達す、女史は素志の酬ゆるを喜び、仍て規則を改良しニヶ年の程度を取り懇切叮寧に速成を期せしに、其効果頗る良好にして現に蒔田イト子の如きは卒業後石川仲町に旭裁縫女學校を継營するに至りしは女史の常に以て誇とする所なり、女史明治九年を以て生る、前途多望希くば須らく自重するを要す、」横浜成功名誉鑑

實業之横濱

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