不動貯蓄銀行横浜支店
銀行
常盤町４丁目５５番地
鈴木憲太郎の設計で大正６年（１９１７）竣工した。本社は東京。普通預金は預からず三年貯金、不動貯金、定期預金が主であった。
明治の横浜手彩色写真絵葉書
石の上にも三年貯金 不動貯蓄銀行横濱代理店「株式會社不動貯金銀行は資本金十萬圓にして明治三十三年九月の創立なり、頭取牧野元次郎取締役木村伊助同小野寺瀧次郎監査役中村陶夫諸君其の任にあり各連帶無限の責任を負ふ、本社を東京芝區櫻田本郷町十番地に置き、大阪、京都、名古屋、神戶、橫濱其他各要地に代理店を設く、橫濱代理店は四十一年九月の設立に係り、主任柳下欽之助君事務一切を整理擔任す、同銀行の特色は三年貯金、不動貯金、定期預金等にて、普通貯金は預からず、三年貯金の現在加入者約五萬人、此契約高約五百萬圓なりと云ふ、尚ほ貯金拂戾保證として公債證書を政府に供託す、信用ある銀行なり、」横濱成功名誉鑑
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