伊勢梅時計店
時計並眼鏡貴金属美術商
弁天通3丁目42番地(333)
明治16年(1883)開店。時計の他に眼鏡、楽器、玩具などを販売。野毛1丁目にも支店があった。
明治の横浜手彩色写真絵葉書
伊勢梅 青木清七「各種の時計類及其付属品眼鏡類を販売し品質の強きと価格の廉きを唯一の特色とせり実用に適する品種を求めんとするの士よ試に購買し賜へ」京浜名家総覧職業
伊勢梅時計店 青木清七「辨天通の一異彩となり美麗なる時計店として知らるゝは伊勢梅商店なり、同店は明治元年の開業にして、初め當主青木淸七君の嚴父は東京より來り太田町二丁目に於て縣下に於ける新聞賣捌の率先者として名を馳しが、十六年辨天通三丁目に移轉し、十八年新聞販賣業を廢して専ら時計眼鏡等を鬻しが斯業の功を成すの基とす、二十九年新築し時計眼鏡貴金屬美術商の雄たり、尚ほ野毛町一丁目に支店を設け、業務を擴張して時計其の他の修繕をも爲す、蓄音器の輸入販賣は本邦にても最も早き方にして既に聲價あり、嚴君は六十九歲にして、本年病沒す、同店商品は第二回勸業博覽會に出品して賞牌褒狀を受領し、以來每回常に出品して賞牌の受領を缺かしたる事なし、」横濱成功名誉鑑
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