勝屋呉服店 常盤町


勝屋
呉服太物店
常盤町4丁目66番地 馬車道通
明治の横浜手彩色写真絵葉書

勝屋吳服店 占部吉藏「馬車道通りの呉服店中、角店の好位置を占め、品物は確實直段は負けないと云ふ店舗は、名詮自稱勝屋呉服店である、當主占部吉藏君は丁度其の三世となって居る、初代は吉兵衛氏と云ひ、肥前の人だ、幼にして江戸に出で芝の勝屋と云ふ呉服店に奉公し、後ち目的を立てて橫濱に來り、呉服商を開業したのである、爾來繁昌を續けて、明治十八年現代吉藏君が二十 八歲の時家督を相續し更に大いに業務の發展を圖つた、而して傍ら呉服商組合、常盤町睦會、馬車道商業會等の役員として公共事業にも何呉れと無く盡されて居る、同店は慶應二年の創業、橫濱呉服商中、有數の老舗である、」横濱成功名誉鑑

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