三井銀行横浜支店 本町

三井銀行横浜支店
本町2丁目21番地(890)
明治の横浜手彩色写真絵葉書

「我国二大富豪の一たる三井一家に依りて設立せられたるものなり資本金貳千万円積立金五百九拾五万円預金休戦貳百万円を有す当市支店は諸預金四百拾参万円にして貸付百七拾四万円割引手形四百九拾四万円あり正金に次で本市の金融界に活躍せり支配人は間島弟彦氏にして能く海外の事情に通じ銀行家として令名あり。」現代之横浜

我邦最古の銀行 三井銀行橫濱支店「三井銀行の起原は延寳天和の際にありて今を距る實に二百廿年前に起る、明治九年私立三井銀行を起し、廿六年合名組織に店改め四十二年株式會社とす、安政六年六月橫濱本町四丁目角《今の三井物産支店の處》に御用所といヘるを置しは則ち橫濱三井銀行支店の濫觴にして、明治三年元濱町に移り十七年現所に轉ず、現時の支店長は間島弟彥君にして甞て英國に出張し最も敏腕なる銀行家なり、次長は永田隼之助君、各掛主任には西村每太郎(庶務)、二宮峰男(預金)、島崎芳馬(出納)、別所豊次郎(信用)、眞下富藏(計算)の諸君何れも有爲の適才にして我國銀行界の覇王たるに背かざるの動作は感服の外なし、」横濱成功名誉鑑


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