陸送組
海陸貨物運送
本町6丁目79番地(67)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
陸送組 飯沼ゆき「本舗は山形屋回漕店の陸送部と云ふべく兩々相待て貨物の輸出入を迅速ならしむ斯業の老舗にして又信用ある運送店なり」京浜名家総覧職業
海陸運送業 陸送組運送店「明治六年鐵道の開始と共に開業せる運送店の一は即ち陸送組である、經營者は靜岡縣人故松永平次郎君で以前茶商を營んで居たが、日本鐵道の株主たる緣故から創業と同時に日鐵貨物を一手に取扱ふ事となった、而して熱心に働く內三十八年二月一日病歿し、未亡人飯沼秋子君が當面の人となりて今以て業務を繼續して居る、故平次郎君は二十二年頃別に海岸通四丁目に山形屋回漕店を出し、社外船のみに就て回漕の業を營むで居た、同店の運送は洋糖外米肥料を主とし、得意先は舊日鐵沿道及奧羽北越信州東海道等にある、秋子君は横濱の人で本年三十四歲、良人の亡後も尚ほ屈せず愈々奮勵して居る、」横濱成功名誉鑑
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