萬太果物店
果物店
伊勢佐木町1丁目1番地(1484)
横浜 手彩色写真絵葉書 図鑑
萬太果物店 成澤太吉「鐡の橋を伊勢佐木町に渡りて左の角店は萬屋菓物店である、開業は明治十二年で四季折々の果物を陳列して小賈が専門で、第一地の利を占めたのと永年の老舗とで日夜目の廻る程の繁昌である、主人成澤太吉君六十五歳は新潟縣の出身で、幼少の頃から江戸に出て果物商を營み、次で横浜に移ったのである、君は中々商法には機敏で、毎年夏期になれば店舗の一端を割ひて氷屋を出すことが例となって居る、冬期は林檎蜜柑に美觀を添へ、累々珠玉の如きは行人の歩を止むるところである、君は横浜菓實商組合副組長に推され、又赤十字社員として、公共のことにも盡力さるることが多い、」横浜成功名誉鑑
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