日本基督横浜海岸教会 山下町

日本基督横浜海岸教会
山下町167番地
明治5年(1872)日本基督公会が設立。明治8年(1875)にスメドレー設計による大会堂を竣工し、日本基督横浜海岸教会と改称した。写真は三代目牧師の笹倉弥吉。
明治の横浜手彩色写真絵葉書

開港紀念の老樫とゼーバラー宣教師「我國最古の新教傳道師バラー氏を訪問せり、氏は七十七の高齢钁鑠として意気益高く、清痩鶴の如き體躯雲の如き髭髯莞爾として微笑を湛へ乍ら、私が海岸教會を建てました當時には土地所有権につき米國領事 ゼネラル、ストールが越権の處置奮教徒の迫害次ぎに慶應二年の大火後に英米領事館の敷地交換等お話すれば長いですが今年は開港五十年に相當で私ども、五月十五日新教五十年の祝賀會を開きました今の海岸教會の横手で英國領事館の裏門内にある古き樫がある是れは往年彼理提督が初めて條約を締結した土地で私どもも紀念として教會堂を建てたいと願つたのです私がお國に参りましたときには一戸の茅屋があつて昔を偲ぶ形見てあつた此度井伊大老の銅像も建つそうですが成るべくは英公使パークス米提督ペリー及貴大老の銅像をその老樹の下に建てたら世界各國に表彰するに最適當と思ひます氏は在留殆んど五十年、來朝當時の威想はバラー夫人の著書によりて詳記さる、我國新文明に貢献されたる偉績は國人の洽く知る處なり、」横浜成功名誉鑑



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