伊勢屋鎌方
小間物店
住吉町5丁目64番地 馬車道通
明治の横浜手彩色写真絵葉書
鎌方洋品店 鎌方孝三郎君「未だ一流に伍せずと雖も决して二流の店に非らず、店舗大ならずと雖も顧客常に蝟集して廉價と勉强とは人後に落ちず、流行の粹を集め貨物の潤澤を以て好評を博せる鎌方洋品店主孝三郎君は、温雅篤厚の人、曾て東洋館勸業場の社長たり、今や横須賀方面にまで商業範圍を擴張して聲望隆々とは、『金港百佳選』に於て太田町の笹布金三郎氏の讀めりし處、蓋し嘉永年間の話しに、異人が帽子を被ぶって來たのを江戸の人が見て、唐人が釜のけつを被ぶって來たと笑ひけるとなん云へるに基づきしなるべし、又溫古の價なきにもあらず、」横濱成功名誉鑑
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