金幣写真館 本町


金幣写真館 日下部金兵衛写真館
写真
本町1丁目7番地(161)
明治の横浜手彩色写真絵葉書

金幣寫眞館 日下部金兵衞「米國イーストマンブレモー會社、英國ブッチャー會社の製造寫眞器械及材料を一手及特約販賣し、レンズ及びシャッター各種の直輸入をなせる金幣寫眞館は、四十年十二月横濱會館燒失の際類燒の厄に逢ひ、今は撮影を廢せしも市內寫真業者中最古参と稱せらる、館主日下部金兵衞君は、同苗甚右衛門氏の 長男なり、東京 銀座三丁目に支店を置き、各宮殿下の御用命を蒙むれり、活動寫眞機械幻燈器械を販賣し、改造修繕一切の需に應じつつあり、君は現に商業會議所議員に列し令名あり、」横浜成功名誉鑑

「市内の寫眞業者中では古株の方で、最初は撮影専門であったが八年程以前から寫眞器械を販賣するやうになり、一昨年四十年十二月横浜會館が焼失の際に類焼の厄に遭ったので其後は器械販賣専門となった。米國イーストマンブレモー會社製造寫眞器械及材料一手専賣を始め英国ブッチャー會社製造寫眞器械の特約販賣をなし、其他各國製造のレンズ及シャター各種の直輸入を爲し、東京銀座三丁目に支店を設け、高輪御殿并に各宮殿下の御用を承ってゐる。外に活動寫眞器械、幻燈器械等の販賣、寫眞器械改造及修繕等一切に應じるとのことである。」実業之横浜

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