歯科医院
弁天通6丁目110番地(3234)
東京府下原町田に分院を設置し技術の巧妙と親切なるを以て名聲ある安東歯科醫院は去る三十九年四月開業せしものにして當初野毛に在りき、院長安東仲君は明治十一年九月大分縣西國東群河内村に生れ、二十六年笈を負ふて東上し、六年間ドクトル菅沼氏の門に學ぶ、此の實地研究に得る所在り歯科醫学專門學校に入學し、業を卒へて內務省醫術開業試驗に應じ優等の成績を以て及第す、三十七年山形縣赤十字社支部の囑托により同院に勤務する事一ヶ年、職を辭するや翌三十九年出濱して現時に至る、君目下神奈川縣齒科醫會評議員たり、職務の餘暇謠曲玉突を娛樂として清新の趣味を掬するなど人格まだ卑しからざるを知る、」横浜成功名誉鑑
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