現在の横濱 |
安川支店本舗 鈴木幸平
薬種
伊勢佐木町2丁目15番地(2126)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
安川藥店 主人鈴木幸平「自家の製薬は勿論内外有効の賣藥を備へ和洋の薬種化粧品滋養食料品の外醫療諸器械數十種を商なふ、家屋は新築せる和洋折衷式三層楼なるが故に通行の人目を留めざるはなし主人鈴木氏は推されて衛生組合長たり夙に慈善博愛を旨とし苟も悲惨の事あるを聞けば率先金を投じて撫恤の同情を寄するに急なり店頭憐みを乞ふもの日に幾人自から起きて物を與へ曾て家人をして與り知らしめす常に心を公共に止め人に推さるれば事を以て辭せず而も之が爲め毫も営業に支障を来たさず公私兼ね行ふて綽々余裕あるものの如し、二男一女あり能く氏の性を受けて黽勉學に勵む業を開いてより數年店頭の顧客踵を接して晝夜斷えず」現在の横濱
神奈川県銀行会社実業家名鑑 |
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