洋服店
尾上町2丁目16番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書
「馬車道の方から行くと二丁目の右側で滋味であるから大して目立たないが、普通の通り一遍の洋服店では無い。主人の五味徳太郎氏は弁天通の森田屋洋服店で鑽き上げた腕があるから、裁縫は堅実で型の崩れざる独特な長所があって地質は最新の流行を趁ひ装型の好いものを拵える。それにまだ新店である處から、価格を低廉にして大に勉強している。昨年の五月に多年勤務していた森田屋洋服店を辞して前記の處へ開業したので、漸次洋服黨に注目され次第に注文があるので、益々丁寧を旨として顧客に接している。」実業之横浜
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