辰馬清酒問屋 青木町

辰馬吉左衛門商店
清酒問屋
青木町24番地(866)
横浜 手彩色写真絵葉書 図鑑

清酒問屋 辰馬支店「大阪神戸間鐵道に沿へる所、尨大なる長鯨の腹中萬斛の芳釀を貯ふ、世に稱して灘西宮の酒と呼ぶもの、就中本家辰馬の白鹿號、醇良無類海内に冠たり、明治十八年神奈川に支店を設置せし以來茲に二十餘年、其名聲益々揚がる、本家は有名の舊家、主人吉左衛門君四十二歲は當代の名士、神戸海上運送保險株式會社及び其他の重役を兼ね頗る令聞あり、先代より汽船辰丸其他を所有し、自家の釀酒廻漕を主とし、目下次第に航路を擴張しつゝあるは世人の認むる所なり、」横濱成功名誉鑑


神奈川縣案内誌

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