柳和洋酒商店 真砂町

柳屋 柳藤吉商店
和洋酒商
真砂町1丁目12番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書

シャンビンサイダー開祖 柳藤吉「シャンピンサイダーが玉ラム子を壓して清凉飲料水中の流行兒となりしは五七年來のことにして、其權輿は横濱に興り、横濱に於ける製造發賣の開祖は實に柳藤吉君とす、日淸役後以來國運の膨脹に連れ、世は漸次奢侈の俗に傾き、從來巾を利かせし玉ラム子の如きは紳士淑女界の嗜好に適せず、此時に當り柳君は獨逸人と謀り、始めてパイナップル印シャンピンサイダーを製造するや、忽ち交際界酒席上に於ける不可缺の必要品となり、叉市井一般の賞翫を受け、次第に販路を擴張して現時の盛況を見るに及べり、君本業は酒類販賣にして創立以來三十年、附近第一の老舗なり、サイダーの販路は京濱の市内は勿論全國有名なる都會に涉りて、パイナップル印の名聲赫々たるものありと云ふ、君は九州長崎市の人、明治卅七年支店を常盤町三丁目に設け女婿をして久留米名産の變傘人形等を販賣せしめ居れり、其他市内三ヶ所に支店あり、何れも盛大に營業すと云ふ、」横濱成功名誉鑑

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