渡辺漆器売込商 相生町 住吉町

横浜姓名録
渡邊民三郎商店
漆器売込商
相生町1丁目16番地 住吉町2丁目27番地(1268)
明治の横浜手彩色写真絵葉書

「漆器製造賣込、其他陶磁器、金屬器、絹物加工品紙細工等、所謂輸出の雑貨品類、何ンでもこいの注文に應ずる渡邊商店主渡邊民三郎君は岐阜縣加納町の人、慶應二年の生、生家は美濃名物の傘製造家のよし、君は二十歳にして横濱に出て實務を練習し、明治廿五年頃より賣込商となり、卅六年に店舗を現住所に新築して移輾せり、米國聖路易博覧會には状況視察として渡米し、其翌年には南洋諸島へ渡航し研究發明する所少なからず、爲めに大に得る所ありて其輸出を試み、其販路は次第に搬張されつつあり、君現に漆器賣込商同業組合評議員に列す、」横浜成功名誉鑑

実業之横浜

0 件のコメント:

コメントを投稿