横浜開港五十年祭 相生町

横浜開港五十年祭 相生町
明治の横浜手彩色写真絵葉書

「相生町の祝祭 同町は壹丁目及び六丁目の入口に八寸角丈餘の柱を杉の青葉にて巻附け横枠を置き、中に電燈を掲げ四丁目及び五丁目の境には前記の柱に屋根附の門を建て『開港五十年祭』と特書せし額面を掲げたり、其他の各辻々には三十二燭の電気燈二五燭䑓に笠を附し美しき房を下げたり、町内は彩旗花傘紅燈にて飾り尚ほ町内有志等百餘名は、一日午前八時頃舊佐野茂跡に参集し開港五十年の祝賀式を擧行したり、其式場の正面には金屏風を立廻し中央に皇太神を奉祀し榊神饌等を供へ軈て玲人の秦楽に伴れ神職の祝詞あり次に相生曾長一ノ瀬氏の祝辭、小池知策氏の相生町治革談等あり終つて伊勢山太神宮及び厳島神社等に参拝し酒饌料の奉納を爲したりと。」横浜開港五十年紀年帖

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