開通合名会社 北仲通

奉祝記念誌
開通合名会社
税関貨物取扱業
北仲通1丁目1番地(909)
明治の横浜手彩色写真絵葉書

開通合名会社「海外へ輸出し又は海外より輸入したる貨物の通關は運送業者に竢つ盖し多大ならしむ本社は低廉なる手數料にて迅速に取扱ふを以て名あり」京浜名家総覧職業

「税関貨物取扱業者の開祖とも云ふべきものを開通合名会社となす、同社は当主服部重三氏の先代敢氏の経営後合名組織となせしものにして初めは税関構内に在り開通組と称して貿易業者の為めに輸出入の手続を取扱ひ非常なる便益を與へたるが貿易の隆盛に赴き取扱貨物の増加すると共に今の處に移り依然として税関輸出入貨物を取扱ひ併せて其手続を引受け業務大に伸張し貿易業者の信用頗る暑し。」現代之横浜

稅關貨物取扱業 開通合名會社「開通合名會社の前身は開通社と稱し、服部敢田代四郎 二君の發企によりて明治十年に創立せり、始め稅關構内にありて稅關貨物の取扱海陸の代辨を營みしが、明治廿四年商法實施後現今の名に改め、田代信嗣(四郎君の息)服部重三(敢君の息)の兩君入て社員となり、服部敢君擔當社員となる支店は神戶海岸通二丁目に出張所は東京京橋區仲橋和泉町に外國にては倫敦、紐育、市俄古、桑港、漢堡、ブレメンに出張所を置き、盛に營業せり、而して賣込引取を主とせる當地は、直輸出入の多き東京に比すれば稅關貨物の取扱事務も自然第二に落ちざるを得ずと云ふ、」横濱成功名誉鑑

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現代之横濱

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