大場屋
履物小売
扇町2丁目41番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書
大場松之助「小商估より蹶起して産を興す素より尋常の勞にあらず、下駄卸小賈商大場屋は、明治六年長者町二丁目に開業せし些々たる店舗たりしが、材の精撰と價の確實とは玆に功成りて、越えて九年現所に轉じ、益々反映するに至りぬ、店主大場松之助君は明治元年東京府下小松川村に生れ、郷里にありて下駄商を營みしが、同五年出濱し六年長者町二丁目に一小店を開き、九年現所に移輾以来漸次繁榮に赴き、今や店舗の新築を爲し、附近に貸長家を建て、扇町方面の有力者として其の名を謳はる實に僅々數年の面目に屬す、」横浜成功名誉鑑
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