横浜商品日報 |
戸部定二郎
蠶絲外四品取引所仲買人
南仲通3丁目38番地(778)
山吉精米所
精米店
福富町3丁目84番地(2192)
横浜 手彩色写真絵葉書 図鑑
戸部定二郎「精米店主戶部定二郎君は甲斐の人、二十八年養父なる馬車道松德綿店主人を尋ねて來り、暫く同家にあり、二十九年南仲通三丁目に定期仲買店を開業したるも、中途病氣の故を以て店を閉ぢ、三 十六年病の全癒を見るや、再び仲買店を起すと同時に福富町三丁目に米穀問屋兼精米小賣店を開業せり、尚ほ同年鶴見村に精米工場を設け好成績を得たるが、四十一
年回録の災に遭へり、君別に精米機改良に思を潜め苦心少なからず、漸く理想的機具を完成して、是を戸部式精米機と名付け、同業者の試用に問ひて噴々たる好評ありと云ふ、君年齒僅に三十六歳、」横浜成功名誉鑑
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