真川雜貨輸出商店 尾上町

真川商店
美術品雑貨輸出業
尾上町5丁目74番地(816)
明治の横浜手彩色写真絵葉書

美術品雜貨輸出業 眞川三郎「紐育スタンダード石油會社の機械油特約販賣をなす眞川商店は、叉美術雜貨輸出業を營み、兼で謄寫版印刷器の發賣をなす店主眞川三郎君は三重縣の人、明治十一年より製茶石油等の商業に經驗を積み、技能機略の圓熟するを待ちて獨立一商店を經營せしは明治廿二年の頃なり、目下米國加奈陀其他歐洲大陸に向て本邦特産の陶磁器金屬彫刻品等を主とし、あらゆる美術雜貨の直輸出をなし、併せて專賣特許の謄寫版を特約販賣し、且スタンダード會社の機械油を販賣して商勢益々振ひつゝあり、君質性溫厚にして恭謙、自家手腕より贏ち得たる大成功に慢する色なく、益々出でて益々讓なるは、古歌の所謂、みのるほど稻はふすなり人はた重くなるほどそりかへりくるの真意を眞個に諒解せられしものなりと信ず、」横濱成功名誉鑑



横浜姓名録

現在の横濱

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