和英横浜案内 |
倉田商店
牛肉商
真砂町1丁目5番地(871)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
肉屋問屋倉田商店 竹内慶太郎「真砂町1丁目の角、横浜公園に相対する處、盛大なる獣肉市場あり、之を竹内慶太郎君が經營する倉田商店とす、君は尾張の人、横濱神戸等にて肉類販賣の經驗を積み、明治卅九年七月倉田政吉氏の掌理せる店舗を譲り受け、其名稱によりて開店せんが、忽ちにして世上の信用を博し、殊に有名なる神戸牛を特約販賣することとて大に聲價あり、(神戸の特約店は君の女婿なりと云ふ)、各國軍艦郵船會社及重なる官廳汽船等の御用を蒙むり居れり、是れ一は價格低廉なると品質の優等なるを證するに足れり、又君の厳父は、南太田町に於場を設け、盛んに新鮮の牛乳を搾取して、横須賀海軍糧秣廠の御用を始め廣く市内に供給し居らるるといふ、(君又大岡川村井戸ヶ谷の横濱屠場株式會社の取締役副社長たり)横濱成功名誉鑑
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