奉祝記念誌 |
衛生堂馬場商店
水飴製造
長者町9丁目87番地(2983)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
翁飴晒水飴製造販賣元 馬塲豊次郎君「翁飴を以て賣出したる衛生堂馬塲豐次郎君は、農家より出でて商業に志し、幼少にして名古屋の某洋物店に入りたるが、思ふ所ありて東京に來り、神田大和町磯ヶ谷製飴店に於て、斯業を實修すること十餘年、明治廿八年中當市に來りて元町三丁目武蔵屋菓子店の製飴職長として雇はれ、大に信用を得ると共に知己を増し、明治冊年に至り獨立開業し、爾来益々盛大に趣き、大阪市に支店を設くるに至り、馬場衛生堂の名大に揚がり、内地は勿論海外諸國より翁飴晒水飴の注文引も切らず、市内飴類卸商中の巨擘として數十名の職工を使用し、製品には各博覧會共進會等にて賞牌賞状を受けたること數次、君は愛知縣中島郡の生、本年四十七歳なりといふ、」横浜成功名誉鑑
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