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| 生絲日報 |
松村清次郎
蠶絲仲次商
北仲通３丁目４９番地（８６４）
明治の横浜手彩色写真絵葉書
蠶絲仲次商（松村商店）山川富造「山川富造君は元松村商店の店員なり、元來同店は松村清次郎君の創業せるものにして、三十年五月十五日の開店に係り、生絲機屋に生れし君の經驗と天禀の敏腕とを以て大に雄飛し、生絲仲次商の白眉と目されしが、四十二年七月營業全權を店員山川君に譲り、君は郷里福井縣足羽郡木田村に引退せり、現主山川君は新潟縣頸城郡下早川村の人、壯齢二十三歲なり、幼より商業に志し、三十一年出濱し、生絲貿易商上野商店に實務を見習ひしが、間もなく店主病歿せられし爲め、松村商店に入りて斯業を熱心に覺えつゝ、恩主を輔佐して蓋す所尠なからず、遂に暖簾を継ぎて今日の盛運を握る、前途多望の錬腕家として最も期待されつつあるは君なり、」横浜成功名誉鑑
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