古鍛冶屑物商店 太田町 南仲通

横浜蠶絲日報
古鍛冶幸太郎商店
屑物委託売込商
南仲通3丁目45番地 太田町6丁目96番地→尾上町3丁目32番地(1888)
明治の横浜手彩色写真絵葉書

蠶絲屑物貿易商 古鍛治幸太郎「古鍛治商店主幸太郎君は富山縣の人、明治廿一年出濱、柏木生赫店初め各所の貿易店にて実修せしが、三十年名古屋蠶絲綿布取引所開設に際し、渡邊貞次郎棉野吉二外四氏の組織になる、横濱共同店の主任として名古屋に赴きしが、偶々取引所不振の結果止むを得ず閉店して横濱に歸へり、先きに一たび店員たりし縁故を以て、山田駒吉氏の店に於て屑物掛に傭聘せらる、程なく高橋商店の請により入りて補助せしが、卅八年に至り單獨經營に係る古鍛治商店を開き、商勢次第に順況に赴き今日に及べり、君の専門とする所は蠶絲屑物にありといふ、」横浜成功名誉鑑

横浜蠶絲日報

0 件のコメント:

コメントを投稿