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茂木銀行 茂木商店
生糸売込、絹織物商
弁天通2丁目29番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書
茂木銀行「同行は横浜の富豪にして生絲貿易商たる茂木惣兵衛氏一家の合名に成るものにして明治二十八年に創立し資本金百万円積立金八拾五万円諸預り金六百弐拾四万円配当金は毎季一割なり今回新営業所に移転して一般銀行業を営むに至れるが元来基礎鞏固にして信用厚ければ益々隆昌に至るべく同行支配人高橋次太郎氏は財務に精通し勤勉にして着実、世人の信頼尤も深ければ発展期して待つべし。」現代之横浜
茂木商店「生絲貿易商の巨擘たり同商会の経営者は茂木惣兵衛氏にして父祖三代に及べり、生糸貿易の外絹物の直輸出を為し世界樞要の地に支店を設け遠く阿弗利加内地より南米に及び輸出する所壹千万円の巨額を超え尚毎歳発展しつつあり、又機織場を福井に設けて熾んに輸出羽二重を製織し呉服部を市内伊勢佐木町に開き横浜の三越と称せらる、別に金融機関として合名会社茂木銀行あり実に同商会の資本と信用とは横浜商業家中の屈指たるなり。」現代之横浜
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