銀行
戸部町4丁目126番地(960)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
「戸部方面の素封家に依りて設立せらる小泉穀右衛門氏にして経営主として支配人川本多吉氏の隻肩に擔はる創立以来十有五年基礎益々確実を致せり振込資本金八万七千五百円積立金五万五百円にして預金五拾五万円を有せり。」現代之横浜
戶部方面の金融機關 戶部貯蓄銀行「戶部貯蓄銀行は明治三十二年五月の創立に係る、初め資本金は五萬圓なりしが、三十九年增加して現在資本金二十萬圓積立金四萬餘圓、預金額現に三十萬圓に及ぶ、取締役頭取小泉穀右衛門君、重役には山崎、田澤、石原、平沼、青水、田澤、海老塚等の諸君、戸部平沼方面の名望家を網羅し、支配人川本多吉君叉敏慧竦手の好銀行家たり、戸部方面唯一の貯蓄及金融機關たるに背かず、信用最も篤く事務敏捷にして顧客の取扱懇切周到を極め、業務益々振興しつゝあり、日の出町三丁目に太田支店を置く、本年恰も創業十週年也、」横濱成功名誉鑑
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