横浜鉄道株式会社
鉄道
神奈川町783番地
横浜 手彩色写真絵葉書 図鑑
甲信交通の大動脈 横濱鐵道株式會社「八王寺及甲信地方と横濱及東海道方面と連絡すべき最捷徑路にして、而かも在來の東京經由に比すれば運送時間の短縮及運賃の低廉なるは勿論なり、加之目下工事中なる延長線は駸々として發展しつつある横濱阜頭に臨港停車塲を新設し、直接に海陸の連絡を完ふせんとするものにして其成績の有望なるは言を俟たず、本社の開業は明治四十一年九月廿三日、資本金三百五十萬圓現今横濱八王子間廿七哩の距離を運轉しつゝあり、専務取締役社長朝田又七君、常務取締役渡邊福三郎君、取締役若尾幾造君、千坂高雅君、青木正太郎君、監査役石川德右衛門君、村野常右衛門君等其任にあり、支配人は石塚彥輔君にして壯年有爲の新實業家なり、」横濱成功名誉鑑
横濱鐵道株式會社「明治三十五年三月資本金貳百萬圓を以て横濱市神奈川町字東神奈川を起點とし聯絡を官設鐵道京濱線に取り夫れより縣下小机、中 山、長津田、原町田を經て淵野邊、橋 本を過ぎ東京府下に入り相原を經て八王子町に至り中央官線に接續し以て橫濱市及東海道方面と甲信地方との旅客貨物の輪送に便せんが爲めに設立せるものにして延長二十七哩に涉れり、 後工事の竣工と臨港驛設置計畫を立て之を遂行し資本は増加して參百五拾萬圓となれり、 其後同鐵道は政府之れを借り上げて現に營業しつつあり又同鐵道の敷設以來東神奈川停車場附近の發達顯著なるものあり目下同社社長は渡邊福三郎氏常務取締役は石塚彦輔氏なり。」現代之横浜
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