神奈川縣案内 |
井上八重吉弁護士
弁護士
北仲通2丁目28番地(870)
明治の横浜手彩色写真絵葉書
井上八重吉「進歩法律家として気鋭あり凜々侵すべからざる意気存す訴訟事務常に多く特に東京より依頼するものありと其凡ならざるを知る」京浜名家職業総覧
鏘々たる辯護士 井上八重吉「英法辯護士中鏘々の聞えある井上八重吉君は、元治元年七月二日を以て神奈川縣愛甲郡棚橋村に生る、幼にして穎悟郷黨目するに神童を以てす、長じて師範學校に入り十九歳業を卒ふ、されど教壇に立ち村夫子たるを肯ぜず、専ら英語を研究して苦學の末東京法學院英法科に學び、明治廿三年文官高等試験に登第し、廿四年一月司法官試補を命ぜられ、次で判事となり各所に轉勤せしが、明治卅年冠を懸け野に下り辯護士となり、横濱に事務所を置き、東京々橋区丸屋町に出張所を設く、明治卅六年三月推されて衆議院議員となり、日比谷原頭侃諤の辯を振ひ頗る令名ありき、現時第一銀行支店、七十四銀行及び神奈川県農工銀行の法律顧問たり、君又書を善くし能書の譽れ法曹問に高し、」横浜成功名誉鑑
現在の横濱 |
0 件のコメント:
コメントを投稿