神奈川縣案内 |
横浜火災海上運送信用保険株式会社
横浜生命保険株式会社
太田町3丁目50番地
明治の横浜手彩色写真絵葉書
橫濱唯一の大保險會社 横濱火災海上運送信用保険株式会社「我國五大火災保險會社中にて新進にして隆盛を極めつゝある橫濱火災海上運送信用保險會社は、資本金五百萬圓拂込金百二十五萬圓諸準備金百四十七萬餘圓なり、開業以來の經過は重役外四十有餘名の有力者の發企を以て卅一年十一月橫濱火災保險株式會社を創始し、其後運送信用の二科目を追加し、過般海上の一科目を加へ、支店は東京大阪京都名古屋神戸福岡金澤仙臺等にあり、四十一年六月より本年五月に至る成績は配當金十五萬圓年一割二分に相當す、現在の重役諸氏は、専務取締役社長富田鐵之助君、同兼副社長土子金四郎君、取締役若尾幾造君、小野光景君、茂木保平君、澁澤作太郎君、原富太郎君、監査役安西德兵衛君、金子政吉君、書上順四郎君、主事は錦戶右門君なり、」横濱成功名誉鑑
本市に根據を有する 橫濱生命保險株式會社「基礎確固に契約簡便に、最も信用ある橫濱生命保險會社は、創立日猶淺きに係らず社運駸々として進むは全く橫濱一流の紳商によりて組織されたる結果なるべし、則ち創立は四十年一月、資本金一百萬圓、取締役社長小野光景君、専務取締役は土子金四郎大濱忠三郎の二君、取締役は茂木、石川、渡邊、中村の四君、監査役は若尾、原、澁澤の三君、外に顧問として富田鐵之助君あり、支配人として鈴木錠藏君其辣手を振ふ、東京、大阪、京都、神戸、名古屋、仙臺、金澤、岡山等に支店を置き、廣島に出張所あり、北海道に支部を有す、本社の特長は、營業費を少なくして割戾を多くし、相互保險の精神を以て被保險者の便を圖るに在り、前途の發展や期して待つべきものあらん、」横濱成功名誉鑑
京浜実業名鑑 |
現代之横濱 |
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